失敗しないための編集術と著作権法活用術(終了しました)

<日本出版クラブ主催講座 2013年 「続・本づくり基礎講座>


トラブル事例で学ぶ危機管理

「失敗しないための編集術と著作権法活用術」

  =本づくりの“心と技”を伝えるノウハウ大公開!=


◆日  時 2013年10月30日(水) 13:30~17:45(終了しました)
◆会  場 日本出版クラブ会館(3階・会議室)
      (東京都新宿区袋町6 都営大江戸線 牛込神楽坂駅より徒歩2分)
    アクセス : "http://www.shuppan-club.jp/map.html"
出版クラブ案内地図"
◆受 講 料 出版クラブ維持員社8,000 円(一般10,000円)
      教材費を含む


◆定  員 60名(申込順、定員になり次第締切らせていただきます)
申  込 別紙申込書  別紙申込書に必要事項をご記入の上、お申込み下さい     
        FAX 03-3267-6095
◆振 込 先 三菱東京UFJ銀行 神楽坂支店 普0062459
       口座名:ザイ〉ニホンシュッパンクラブ
       ※当日会場での直接お支払いは受付ておりません。
◆お問合せ 日本出版クラブ事務局 担当/杉山・和田
       TEL 03-3260-5271


◆講演内容 (進行の都合で、若干内容変更が生じる場合もあります) 

http://www.murapal.com/kouza/kouza20131030a.pdf" target=_blank mce_href="/kouza/kouza20131030a.pdf">

●講義1. トラブル事例で学ぶ「失敗しないための編集術」

■ トラブルは「さびしがり屋」です。忘れたころにやってくる。
* 「チョウチョさん事件」
* 「雅子さん事件」:「左開き」と「右開き」の違い
* 電話局番誤植事件(縦組み 三二三三でトラブル発生):
* 書籍では「裏白」あり。雑誌は「白ページ」は許されません。
* 専門用語の落とし穴:「反見返し」「効き紙」を切り捨てた先輩
* 表現の自由と「いわゆる差別語」―言葉で人を傷つけてはいけません―
* 言論抑圧の歴史から:「横浜事件」「チャタレイ裁判」の亡霊
* 現代のメディア規制:「個人情報保護法」「青少年保護条例」など
■ トラブルは隠さない。「トラブルをみんなの教訓に!」
 (質疑応答) 

講義2 トラブル事例で学ぶ「知らないと損する著作権法の活用術」

* サザエさん事件 (キャラクタの著作権)
* パロディ事件(モンタジュー事件)引用かパロディか16年の攻防
* ポパイのキャラクタの著作権は消滅(パブリック・ドメインとは)
* ミッキーマウスは「20年延命」:「著作権保護期間延長」問題
* チーズvsバター「パロディ本」著作権侵害で出版差止命令
* キャンディ・キャンディ事件:原作者にも著作権あり??
* 幻のブラックジャック事件:
* 模倣作品「ドラえもん」最終話を販売事件
* 小説「石に泳ぐ魚」出版差し止め事件(プライバシィ侵害事件
* 常識を疑え「短歌に著作権あり」「スローガン・標語に著作権なし」(?)
* 非公開の日記は引用できない。なぜ『向田邦子の恋文』は出版できたか
* 私信も著作物:三島由紀夫『剣と寒紅』事件
(質疑応答)

◆    講師略歴
下村昭夫(しもむらてるお)
出版メディアパル編集長
◎日本エディタースクール講師、編集暦:52年

◆ 主な著者
『本づくりこれだけは 〈改訂4版〉―失敗しないための編集術と実務』
『出版の近未来』『絵でみる出版産業』(以上、出版メディアパル)