2012年出版産業の展望 電子書籍ビジネス最前線
2012年、出版業界は、「電子書籍」に対する熱いまなざしを注ぐいでいる。 果たして、電子書籍は、出版業界の救世主なのか。 そのビジネス最前線を二人の講師にお話いただきます。
◆講 師 植村八潮氏(専修大学教授)
◆日 時 2012年(平成24年)11月7日(水)13:30~17:45
◆会 場 日本出版クラブ会館(3階・会議室) (東京都新宿区袋町6 都営大江戸線 牛込神楽坂駅より徒歩2分) ◆受 講 料 10,000 円(出版クラブ維持員社8,000 円、テキストを含む) ◆定 員 120名(申込順、定員になり次第締切らせていただきます) ◆申 込 別紙申込書に必要事項をご記入の上、FAXまたは郵送にてお申込み下さい FAX 03-3267-6095 ◆振 込 先 三菱東京UFJ銀行 神楽坂支店 普0062459 口座名:ザイ〉ニホンシュッパンクラブ ※当日会場での直接お支払いは受付ておりません。
第1講座 :「電子書籍とビジネス最前線」 13時30分~15時30分 専修大学教授 植村 八潮講師 ・2012年は、「電子書籍時代のビジネスチャンス」 ・電子書籍が引き起こす出版産業の地盤変動 ・電子書籍の標準化の問題=EPUB3で一気に解決か? ・電子書籍時代における出版社の役割をもう一度考える ・電子書籍時代と出版の近未来
第1講座 :「電子書籍と出版者の権利」15時45分~17時45分 弁護士 村瀬 拓男講師 ・印刷物とは異なる権利処理システム ・「契約なし」でやってくることができた出版界 ・電子書籍で変わる契約の重要性 ・再燃する権利問題 ・既存のメディアごとに異なる権利の状況 ・権利の集約と明確化 ・著者の権利と出版者の権利 ・変化する契約のルール ・著作権集中処理機構の必要性
◆植村八潮氏(うえむら・やしお) 1978 年、東京電機大学工学部卒業、同年4 月、東京電機大学出版局入社。主に理工系専門書単行本や電子出版物の編集業務に携わる。2007 年4 月より局長。 2000 年から日本出版学会理事・事務局長、現在は副会長。そのほか、国内の標準 化委員や電子ペーパーにかかわる調査委員を務める。2012年3月:東京電機大学出版局退社。2012年4月:専修大学・文学部教授、2012年5月:出版デジタル機構取締役会長 主な著書:『電子出版の構図―実体のない書物の行方』(印刷学会出版部、2010年)共著に『出版メディア入門』(日本評論社、2006 年)『情報は誰のものか?』(青弓社、2004 年)などがある。
◆村瀬 拓男 (むらせ たくお) ? 弁護士。1985年東京大学工学部土木工学科を卒業し、新潮社に入社。雑誌編集の後もっぱら映像や電子出版などの新規事業を担当。2006年に弁護士登録し、出身会社である新潮社の法務を担当するほか、用賀法律事務所主宰として、映像、IT、出版系を中心とした企業法務を手掛ける。
著書『電子書籍の真実』毎日コミュニケーションズ
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