2023年4月10日発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.44

『昭和の出版が歩んだ道(増補版)』
―激動の昭和の出版から現代までの軌跡―

  ◇『昭和の出版が歩んだ道(増補版)』の特徴
◎ 激動の昭和から現代までの軌跡
・日本書籍出版協会編『日本出版百年史年表』を徹底分析し描いた出版の実像
・出版社・取次・書店を60年間見つめてきた能勢仁氏が描く“夢と冒険物語”
・古書業界と共に60 年間歩み続けた八木壯一氏が解き明かす“本の街 神保町物語”

<主な目次>
序 章 昭和の社会・文化史
第1章 昭和出版史探訪
第2章 昭和出版今昔物語
第3章 出版流通と技術革新
第4章 取次盛衰記
第5章 出版社盛衰記
第6章 書店盛衰記
第7章 バーゲンブック流通略史
付 章 出版年表で学ぶ150年史

能勢仁・八木壯一共著
A5判・200ページ
  定価1,980(税別) :本体価格1,800円+税

11月20日発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.43

『明治・大正・昭和の出版が歩んだ道』
―近代出版の誕生から現代までの150年の軌跡―

  ◇『明治・大正・昭和の出版が歩んだ道』の特徴
◎ 近代出版の誕生から現代までの150年の軌跡
・日本書籍出版協会編『日本出版百年史年表』を徹底分析し描いた出版の実像
・出版社・取次・書店を60 年間見つめてきた能勢仁氏が描く“夢と冒険物語”
・古書業界と共に60 年間歩み続けた八木壯一氏が解き明かす“本の街 神保町物語”

<主な目次>
 第1 章:明治の出版史探訪
 第2 章:大正の出版史探訪
 第3 章:昭和戦前の出版史探訪
 第4 章:昭和戦後の出版史探訪
 第5 章:昭和後半の出版概況と再販制度
 第6 章:古書業界と神保町の150年
 第7 章:明治・大正・昭和の出版創業記
 第8 章:回想 “本と読者をつなぐ知恵”

能勢仁・八木壯一共著
A5判・176ページ
  定価1,980(税別) :本体価格1,800円+税

★2022年9月発行
出版メディアパルNo.42
『編集者のためのInDesign入門早わかり』

本書は、「本の未来を考える=出版メディアパル」シリーズNo.43号です。
「編集者のためのInDesign入門」は大好評でしたが、本書は一段と機能アップした最新版の「InDesign2022」対応版。
初めて、「InDesign2022」でDTPにチャレンジする初心者に皆さんが、本書の解説に従って、操作手順を覚えることで本作りが進行するよう工夫されています。

著者 高田信夫
A5判・176頁  定価(税込)1,980円

6月10日発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.41

『韓国出版産業の現状と変化』
―未来を生み出す新たなパラダイムと本の力―

  ◇『韓国出版産業の現状と変化』の特徴
◎激変する韓国出版の今を読み解く一冊
◇ 本書は韓国出版の直面する課題と解決策を描いた実務書である。
 ◇ 変化の著しい「紙の本と電子の本」の現状と近未来を考える。
 ◇ 「“本” の生態系」の新しい観点から見た韓国の出版事情。

<主な目次>
◇ 第1章 “本”・出版・出版産業と生態系
第2章 出版及び出版関連産業の現況
第3章 出版産業の需要と供給
第4章 出版産業の流通と出版マーケティング
第5章 電子出版とその広がり
第6章 出版の海外進出と著作権現況
第7章 出版関連の法律と制度
第8章 出版産業政策と出版の未来

韓国出版学会・出版政策研究会編著
舘野晳・宗実麻美・山口裕美子共訳
A5判・256ページ
  定価2,640(税別) :本体価格2,400円+税

mp040
★2021年11 月14日発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.40

『データベースサービス業の誕生と展開』
―1970 年代に出版界で起こった奇跡の物語―

  ◇ 『データベースサービス業の誕生と展開』の特徴
◎紀伊國屋書店が挑んだ奇跡のプロジェクトの全貌。
◇ 1970 年代初頭に国ができなかった壮大な事業を一書店が行い、道を拓いた。
 ◇ 学術専門情報データベースサービス事業を成功に導いたパイオニアの回想録。
 ◇ 情報流通サービスの利用者・研究者とその従事者にとって貴重な情報・データ多数収載
。 <主な目次>


<主な目次>
◇ 第1章 データベースサービス業の誕生と変遷
◇ 第2章 出版業界とデータベース
◇ 第3章 データベースサービスと図書館
◇ 第4章 データベースサービスの変容
◇ 第5章 学協会と短大改革の事例
◇ 第6章 データベースとその周縁

三浦 勲著
A5判・288ページ
  定価2,640(税別) :本体価格2,400円+税

★2021年9月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『韓国の出版が歩んだ道』
―● 本書は、2015年8月に発行された韓国出版発展史の普及版である。
初めて描かれる韓国の出版界が歩んだ壮大な現代史―

 本書は、1945年~2010年までの韓国出版が歩んだ道を描いたものである。
 第1に、図書、雑誌、教科書、電子出版を網羅した出版通史を目標にした。
 第2に、出版活動の産物である本の歴史を評価しようと尽力した。
 第3に、韓国出版が、どのような産業過程をたどってきたかを分析した。
 第4は、社会・経済発展が、どのように出版活動を変化させたかを分析した。
 第5は、韓国出版がデジタル革命に至る過程で出版技術発達史を分析した。
 日本の出版業界のみならず、広く読者諸氏のお役に立てば幸いである。

<主な目次>
● 第1章 現代 韓国出版をどう見るのか
● 第2章 文化建設の旗幟を掲げて
● 第3章 戦争の惨禍からの出発
● 第4章 出版大衆化時代の開拓者たち
● 第5章 出版産業化への熱望
● 第6章 商業出版時代の開幕
● 第7章 韓国出版、先進化への道


李斗暎著 舘野晳訳
A5判・512頁
  定価(税別) 2,400円

ps060
★2021年3月18日行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『カラー版 世界書店紀行』
―本は友と呼び 未来を拓く―

  ◇ 『カラー版 世界書店紀行』の特徴
本書は、本の世界への旅を続ける韓国の出版人 金彦鎬さんの書店巡礼記である。
世の中を美しく変える一冊の本のために!
 今日も一冊の本のために献身する賢人たちのために!
 そして、日本の読者のために! 本書をささげる!


<主な目次>
■ ヨーロッパ・アメリカの書店紀行 
ドミニカネン書店/ドーント・ブックス/バーター・ブックス/
シェイクスピア&カンパニー/クック&ブック/ヘイ・オン・ワイ/トロンスモ/
ミッドタウン・スカラー書店/ブック・ミル/ストランド・ブックストア/

マクナリー・ジャクソン・ブックス ■ アジアの書店紀行
万聖書園/三聯韜奮書店/単向空間/季風書園/鍾書閣 /先鋒書店/舊香居
クレヨンハウス/北沢書店
栄光図書/宝水洞書店街/ハンギル・ブックハウス/巡和洞天

金彦鎬(キム・オノ) 著 ・舘野晳 監修
A5判・288ページ
  定価3,300(税別) :本体価格3,000円+税

mp039
★2020年11月6日行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.39

『電子出版学概論』
―アフターコロナ時代の出版と図書館―

  ◇ 『電子出版学概論』の特徴
本書では、多くの読者に親しまれた2010年に発行した「電子出版学入門」の後継書である。
電子出版をめぐる出版流通、著作権、読書アクセシビリティなど新たな状況を平易に解説
デジタル・ネットワーク社会において、電子出版がもたらす読書の変容、データベース化する出版コンテンツの利活用について考える。

<主な目次>
第1章  アフターコロナ時代の出版と図書館
第2章 電子出版の基礎知識
     電子出版の統計
     電子出版の産業的統計/電子出版の書誌的統計
第3章 電子出版の歴史
     パッケージ系電子出版/ネットワーク系電子出版/
     アマゾン、アップル、グーグルと電子出版/学術情報の電子化
第4章 電子出版と出版産業
     電子出版の流通/電子出版と出版の自由/電子出版と著作権
第5章 電子出版と読書環境
     電子出版と読書アクセシビリティ/電子出版と読者の変容/ 電子出版と電子図書館
第6章 電子出版の未来
■ 電子出版年表(2010年―2020年9月)
湯浅俊彦著
A5判・224ページ
  定価(税別) :本体価格2,400円

mp038
★2020年7月20日行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.38

『平成の出版が歩んだ道』
―激変の「出版業界の夢と冒険」30年史―

  ◇ 『平成の出版が歩んだ道』の特徴
本書は、2013年に発行した『昭和の出版が歩んだ道』の続編である。  激動の昭和を振り返った出版史は、多くの読者の共感を呼び、ぜひ、続編をとのご要望をいただいておりました。
 時代がすでに「平成から令和」へと移ったことを契機に「平成の30年」を振り返ることは、今後の出版にとって、意義あることだと思い、再び八木壯一さんと『平成の出版が歩んだ道』を書いてみることになりました。
 書き始めてみると、「激動の昭和」以上に「平成の出版」も激変・激動の荒波に覆われた出版史となりました。
 そして、それは「平成の出版」を振り返るだけでなく、「激動の昭和」を振り返えり、明治・大正の黎明期の出版をも振り返る出版150年史をも含んだ「出版の歩んだ道」になりました。
<主な目次>
第1章 平成30年間の出版業界を読み解く
第2章 平成の出版が歩んだ道
第3章 平成の取次・書店の歩んだ道
第4章 平成の出版十大ニュースを読み解く
第5章 昭和・平成の古書業界の歩んだ道
第6章 再販制度と出版業界の歩み
能勢仁・八木壯一 共著
A5判・224ページ
  定価(税別) :本体価格2,400円

mp037
★2020年2月10日行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.37

『新版 本づくりこれだけは』
―編集・デザイン・校正・DTP組版のノウハウ集―

  ◇ 『新版 本づくりこれだけは』の特徴
* 初めて本づくりに挑む編集者・製作者・校正者及び新人教育担当者
* 出版社の書籍・雑誌販売担当者及び営業担当者
* 大学・専門学校で出版学を教えておられる先生方並びに学生
<主な目次>
第1章.編集の仕事と出版産業
第2章.本づくりの基礎知識
第3章.雑誌づくりの基礎知識
第4章.DTP の基礎知識とInDesign入門
第5章.校正の基礎知識と校正記号
第6章.印刷の基礎知識と文字の扱い 第7章.著作権法の基礎知識

 
下村昭夫・荒瀬光治・大西寿男・高田信夫 共著
A5判・152ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

ps057
★2019年10月10日行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.57

『出版業界に未来はあるのか』
―出版人に贈る出版の未来と生き残り策―

  ◇ 『出版業界に未来はあるのか』の特徴
* 取次の再編に揺らぐ出版業界に果たして未来はあるのか
* ネット書店の攻勢の中、書店の未来と本を売る知識の原点
* 出版営業50年の経験の中から、出版人に贈る生き残り策
<主な目次>
第1章 「取次はどうすればよいのか」
第2章 「出版社はどうすればよいのか」
第3章 「書店はどうすればよいのか」

 
岡部一郎著
四六判・176ページ
  定価(税別) :本体価格1,800円

mp035
★2019年4月10日行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.35

著作権法入門早わかり』
―クリエイターための知的創造物法活用術―

  ◇ 『著作権法入門早わり』の特徴
* 本書のサブタイトルにもある「知的創造物法入門」なる著書をオーム社から上梓してから長い年月が経った。その間、著作権法は、しばしば改訂され、著作権者と利用者との関係等につき、さらに充実した内容のものとなったといえよう。
 本書は、構想を新たに「著作権法」に絞り、知的創造に関わるクリエイターのために著作権法の活用術を解説し内容を一新したが、とくに出版者ならびに作家に関わりのある電子出版権の新設や、昨年改正された権利制限規定(デジタル化の進展に対応、教育情報化への対応、視覚・聴覚障害者の方々に対する配慮、アーカイブ利活用の促進等、これらを考慮した整備)、そして、著作権保護期間延長(著作者の死後70年)等、最新の改正について触れている。本書が多くのクリエイターの人たちのお役に立てば幸いである。

<主な目次>
第1章 「著作権法が保護する著作物」
第2章 「著作権と著作者人格権」
第3章 「著作物の利用」
第4章 「著作物の出版」
第5章 「知的創造物関連法

 

佐藤先生の公式ホームページ


佐藤薫著
A5判・292ページ
  定価(税別) :本体価格2,400円

mp036
★2019年5月15日発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.36

出版史研究へのアプローチ
―書物・雑誌・新聞をめぐる5章―

  ◇ 『出版史研究へのアプローチ』の特徴
* 本書は、日本出版学会関西部会が編者となって、出版史研究の方法論を解説した入門書。出版メディアの歴史だけでなく、国文学、社会学、歴史学などの各分野で、雑誌・書物・新聞などの出版メディアを利用した基礎的な研究方法から分析方法までを紹介している。デジタル時代にふさわしく、紙媒体とデータベース、インターネットをハイブリットに活用したアプローチを伝える。
 
<主な目次>
第1章 戦前の週刊誌と連載小説
  雑誌にアプローチするための6つのポイント/小説・記事の書誌事項を調べる
  分析の手法/研究手法の展開
第2章 「アイドル」をめぐる雑誌分析の実践と展望
  なぜ「アイドルと出版」なのか/雑誌を研究する際の準備
  雑誌を分析する手法とその実践例/これからの展望
第3章 ライトノベルへのアプローチ
  「ライトノベル」とは何か?/出版史の捉え方
  出版物としての特徴/出版史研究の強みとは何か?
第4章  出版研究における「読者」
  「読者」にアプローチする方法 /作家を取り巻く「環境」を考える
  SNS全盛時代における「読者論」/出版研究者が取り組むべき課題とは?
第5章 書物を誌す
  その書物をどう説明しますか?/そのミスを見逃していませんか?
  その奥付は信頼できますか?/その書物をどのように誌しますか?

日本出版学会関西部会編
A5判・136ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

ps069
★2019年3月1日発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.69

『電子出版活用型図書館プロジェクト』
―立命館大学文学部の湯浅ゼミの総括―

  ◇ 『電子出版活用型図書館プロジェクト』の特徴
* 本書は、立命館大学文学部「湯浅ゼミ」を中心に展開している出版と図書館に関するさまざまな取り組みを社会に発信するものである。 「電子出版活用型図書館プロジェクト」をテーマに次世代を担う大学生・院生が展開した多面的、重層的な課題解決型リサーチの概要を示した。なお、巻末に「電子出版年表2010年~2017年」を収録し、激変する電子出版・電子書籍の軌跡を追った。

<主な目次>
第1章 電子出版活用型図書館プロジェクト ―研究の総括とアクティブラーニング
第2章 電子出版活用型プロジェクトの可能性 ―ディスカバリーサービスを中心に
第3章 デジタル・アーカイブとしての国立国会図書館の可能性
第4章 ICTを活用した出版と図書館の新たな展開(1) ―ゼミ生論文の評価と展望 研究論文1~研究論文7
第5章 ICTを活用した出版と図書館の新たな展開(2) ―院生論文の評価と展望 修士論文1~修士論文2
第6章 出版と図書館をめぐるフィールドワーク 訪問記 扶桑社/日比谷図書文化館/図書館流通センター
第7章 電子出版年表2010~2017年

 
湯浅俊彦著
A5判・136ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

mp034
★2019年3月1日発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.34

『知の創生と編集者の冒険』
―植田康夫の最終講義「出版の過去・現在・未来」 ―

  ◇ 『知の創生と編集者の冒険』の特徴
本書は、植田康夫先生が、長年、上智大学新聞学科で「出版論」を教えられてきた授業の一部を再現するものである。近代出版社がどのように誕生し、発展してきたかに焦点を当て、日本の出版界を支えている「委託販売制度」と「再販制度(再販売価格維持制度)」の成り立ちや問題点を歴史的に解明することが命題である。
出版再生の道は、その「歴史的視点に立った分析の中から生まれるに違いない」と信じている。本書が出版を学ぶ、若い人たちに読まれ、その中から、時代を切り開く夢と冒険の道を歩む人が誕生することを願っている。

<主な目次>
第1章 エディターシップによる「知」の創生
週刊読書人と私の 50 年/出版の原点とエディターシップ
第2章 「出版者」の誕生と冒険―近代出版が歩んだ道
「委託販売制度」の成立と役割を再考する/ 本はいつから「値引き」されなくなったのか/「 取次」が主導した日本の出版流通/ 出版取次の源流― “本の流れ” はどう作られたか/博文館の隆盛と戦前最大の取次「東京堂」/ “明治の出版王” 大橋佐平と息子・新太郎/ “出版王国” を揺さぶった「返品自由」の衝撃/「 王座」の変遷― 100 年史にみる興亡のドラマ/ 日本的出版の原点を追って―雑誌『雄弁』誕生物語/ “素人仕事の熱情” が生んだ成功―『雄弁』誕生物語/
  第3章 日本出版学会と出版研究
在野的で自立的な学会をめざして/『出版の冒険者たち。』への讃歌
 
植田康夫著
A5判・112ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

ps067
★2019年3月1日発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.69

『書籍出版経営の夢と冒険』
―普及版 出版経営入門ーその合理性と非合理性 ―

  ◇ 『書籍出版経営の夢と冒険』』の特徴
本書は、1970年にハーバート・S・ベイリー・ジュニア氏によって書かれた「THE ART AND SCIENCE OF BOOK PUBLISHING」の日本語訳である。日本語版「出版経営入門」は、出版同人から1976年に発行されているが、本書はその新装版(復刻版)である。
本書の原題は、「書籍出版のアートと科学」であり、原著の意味するアートは、論理で割り切れないもろもろのものを意味している。
出版には合理性だけで済まない部分がたくさんあり、それあるが故に楽しく、やり甲斐もあるわけだが、同時にこれまであまりに文学的にのみ接近されてきた出版業を、科学的な方法で分析してみよう、というのが本書の主題である。
本書のような冷静な科学的思考で洞察したら、出版の「明るい」未来が見えてくるはずだ。いたずらに情緒的に出版の危機を唱えるには、ナンセンスだ。
出版が消滅するなど、ありえないのだから--。


<主な目次>
第1章「出版における合理性と非合理性」:ミクロ出版からマクロ出版へ
第2章「出版をめぐる環境」:出版社の外的環境/出版社の内的環境
第3章「業務の流れ・決定」:編集/デザイン/製作/販売/経理各部の仕事の流れ
第4章「ミクロ出版の経済学」:印刷部数の決定/在庫の維持/定価と利益/印税
第5章「出版経営と計画」:長期計画/マーケットの成長/新しい技術の影響
第6章「新しい技術」:フォトコピーの脅威/生き延びる途/本は陳腐化するか

ハーバートS.ベイリーJr.著 箕輪 成男 訳編
A5判・288ページ
  定価(税別) :本体価格2,000円

ps066
★2018年4月10日発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.66

『ICT を活用した出版と図書館の未来』
―立命館大学文学部のアクティブラーニング―

  ◇ 『ICT を活用した出版と図書館の未来』の特徴
* 本書は、「ICT を活用した出版と図書館の未来」をテーマにした大学のゼミ授業の成果を明らかにすると同時に、大学の授業そのものを変えようと取り組んできた1 つの実践報告でもある。

<主な目次>
第1章 電子出版活用型図書館プロジェクト
電子出版活用型図書館プロジェクトの概要/ 障害者サービス/ 多文化サービス/ 児童サービス・学校図書館ICT 化/ ディスカバリーサービス
第2章 ゼミ生が探求した出版と図書館の未来―ゼミ論文の概要と教員のコメント
サービス・学校図書館ICT 化/ ディスカバリーサービス  電子出版活用型図書館プロジェクトの概要/ 障害者サービス/ 多文化サービス/ 児童公共図書館の電子化がもたらす可能性―障害者サービスの観点から捉えた図書館の未来について/ ディスカバリーサービスの可能性―公共図書館への導入/ 図書館における利用案内のデジタル化/ 日本の公共図書館における利用者サービスの変化―「貸出型図書館」から「滞在型図書館」へ/ 読書ツール、読書行為の変容―出版ビジネスの課題/ 公共図書館における電子雑誌サービスの利用/ 学校図書館における電子化の現状と可能性/ 公共図書館におけるデジタルアーカイブの可能性/ 滞在型図書館における利用者サービスの新展開/ 図書館生存戦略―新技術で切り拓く図書館の未来/ デジタル・ネットワーク社会における自費出版
第3章 電子出版・電子図書館のフィールドワーク 第4章  立命館大学文学部の授業実践事例―立命館大学・日本ペンクラブ共催「人文学特殊講義:作家・制作者と語る現代表現論」

 
湯浅俊彦著
A5判・128ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

ps066
★20181年1月10日発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.66

『ICT を活用した出版と図書館の未来』
―立命館大学文学部のアクティブラーニング―

  ◇ 『ICT を活用した出版と図書館の未来』の特徴
* 本書は、「ICT を活用した出版と図書館の未来」をテーマにした大学のゼミ授業の成果を明らかにすると同時に、大学の授業そのものを変えようと取り組んできた1 つの実践報告でもある。

<主な目次>
第1章 電子出版活用型図書館プロジェクト
電子出版活用型図書館プロジェクトの概要/ 障害者サービス/ 多文化サービス/ 児童サービス・学校図書館ICT 化/ ディスカバリーサービス
第2章 ゼミ生が探求した出版と図書館の未来―ゼミ論文の概要と教員のコメント
サービス・学校図書館ICT 化/ ディスカバリーサービス  電子出版活用型図書館プロジェクトの概要/ 障害者サービス/ 多文化サービス/ 児童公共図書館の電子化がもたらす可能性―障害者サービスの観点から捉えた図書館の未来について/ ディスカバリーサービスの可能性―公共図書館への導入/ 図書館における利用案内のデジタル化/ 日本の公共図書館における利用者サービスの変化―「貸出型図書館」から「滞在型図書館」へ/ 読書ツール、読書行為の変容―出版ビジネスの課題/ 公共図書館における電子雑誌サービスの利用/ 学校図書館における電子化の現状と可能性/ 公共図書館におけるデジタルアーカイブの可能性/ 滞在型図書館における利用者サービスの新展開/ 図書館生存戦略―新技術で切り拓く図書館の未来/ デジタル・ネットワーク社会における自費出版
第3章 電子出版・電子図書館のフィールドワーク 第4章  立命館大学文学部の授業実践事例―立命館大学・日本ペンクラブ共催「人文学特殊講義:作家・制作者と語る現代表現論」

 
湯浅俊彦著
A5判・128ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

ps065
★2018年1月10日発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.65

『小出版社の夢と冒険』
──普及版 書店員の小出版社巡礼記──

  ◇ 『小出版社の夢と冒険』の特徴
* 本書は、小島清孝さんの『書店員の小出版社巡礼記』の「普及版」である。  第一部の「日本の小出版社巡礼記」では、取材を元に出版社はどうあるべきかなど、31社の小出版社の「チャレンジ精神」を見事に伝えている。  第二部の「本の目利きNOTO」では、書店員ならではの視点で、書評を通じて62社・62点の本が生まれるまでを紹介している。

<主な目次>
第1部 日本の小出版社巡礼記   作品社 /五柳書院 /現代書館 /トランスビュー/彩流社 /北斗出版 /藤原書店その1/藤原書店その2/七つ森書館 /工作舎 /晧星社 /暮しの手帖社 /青弓社 /不二出版 /草風館 /ぺりかん社 /花神社 /石風社 /新曜社 /論創社/水声社(書肆風の薔薇) /くろしお出版 /窓社 /夏目書房/めるくまーる/影書房 /特定非営利活動法人(NPO)前夜 /世織書房 /読書工房 /批評社 /社会評論社 /春秋社/ドメス出版  第2部 本の目利きNOTO  62社・62点の本が生まれるまでを紹介している

 
小島 清孝著
四六判・420ページ
  定価(税別) :本体価格1,800円

mp032
★2017年11月10日発行
本の未来を考える=出版メディアパィリーズNo.33

『出版社のつくり方読本』
──付 一人出版社 出版メディアパルの舞台裏──

  ◇ 『出版社のつくり方読本』の特徴
* 取次口座を開いて出版社を立ち上げる方法を大胆にアドバイスする
* 大手取次口座に出来ない方のための出版社のつくり方と本を売る知識
* 初めての本づくり入門と「一人出版社 出版メディアパル」の実践記録

<主な目次>
●第1章 出版社のつくり方 〈基本編〉
誰でも自由に出版社はつくれる/口座開設には、信用が第一/企画案の準備と口座開設手続き
倉庫の準備と設立メンバー/委託口座と注文口座/委託制度下における取引条件
出版活動に必要な経費と収入/出版社を創立した人々/出版営業の開始と心得
印刷部数と配本部数/夢を実現する強い志と努力/電子書籍への挑戦で活路を拓く

第2 章 出版社のつくり方 〈応用編〉
地方・小出版流通センター の役割/取次口座の借用を考える/知人・友人の人脈を活用する
企画力こそ出版社の道を拓く/休眠口座を探す/出版活動の多様な道を探す/
取次に依存しない道を探る/書店との直接取引きを考える/多様な販売ルートの活用/
出版マーケティングの必要性/カスタム出版と自費出版/ネット販売と電子書籍/

仲間を探し活路を開く/一人出版社で活路を開く

第3 章 初めての本づくり入門
編集者の心得と役割/造本設計の基礎知識/原稿整理の基礎知識/原稿指定の実務知識
製作・校正の管理と進行/校正の基本と校正記号/印刷・製本の注文/製本の基礎知識
印刷用紙の基礎知識/著作権法の基礎知識/出版契約の基礎知識

付章 一人出版社 出版メディアパルの舞台裏
   ―本づくりの心と技を求めて本の旅

 
岡部一郎・下村昭夫 共著
A5判・132ページ
  定価(税別) :本体価格1,200円

mp032
★2017年9月10日発行
本の未来を考える=出版メディアパィリーズNo.32

『校正のレッスン〈改訂3版〉』
──活字との対話のために──

  ◇ 『校正のレッスン〈改訂3版〉』の特徴
* いま、これまでになく関心が高まっている校正・校閲。 *《校正のこと、もっと知りたい!》《どうやったら校正者になれるの?》《仕事で校正してるけど、こんなやり方でいいのかな……》
*言葉や本に興味のある方、情報を発信するすべての人に、校正の現場の感覚と技術、思考をリアルに伝える、これまでにない入門書が大改訂! 
大好評『校正のレッスン』が、最新の知見を盛り込み、よりわかりやすく生まれ変わりました。
<主な目次>
● 校正10 のレッスン── 1:ゲラを受け取る 2:文字は記号か?
3:赤字の美しさ 4:文字校正のチェックポイント
5:悩ましい表記統一 6:疑問を出す/出さない?
7:見た目で変わる伝わり方 8:差別表現について
9:活字の肉声をつかまえる 10:リスクマネジメントとエンパワメント
● 校正記号の練習帳/校正の知恵袋/ PDF の活用/ JIS と漢字の字体
黙読と小さな声/肉体としての本/電子書籍/品質保証としての校正第3章 電子出版・電子図書館のフィールドワーク

 
大西寿男著
A5判・160ページ
  定価(税別) :本体価格1,600円

ps064
★2017年4月15日発行
本の未来を考える=出版メディアパ実務書No.64

『大学生が考えたこれからの出版と図書館』
──立命館大学文学部湯浅ゼミの軌跡──

  ◇ 『大学生が考えたこれからの出版と図書館』の特徴
* 本書は、立命館大学「湯浅ゼミ」から生み出された知見を社会に発信するものである。
*これからの出版と図書館を大学生たちはどのように見るのか。
次世代を担う大学生たちが取り組んだ課題解決型リサーチの全貌を明らかにすることによって、出版や図書館の社会的役割の変化とその意義を問う。
<主な目次>
第1章 「電子図書館元年」と電子出版の課題
第2章 大学生が考えたこれからの出版と図書館
 公共図書館における児童サービスへのICT活用の可能性/視覚障がい者による絵本読み聞かせ支援のための電子絵本の有用性/図書館による「子ども」への教育支援とその効果/公共図書館による無形民俗文化の保存と提供/映像保存の観点からみたデジタルアーカイブと公共図書館の可能性/滋賀県の人口減少地域における図書館を使った地域活性化の可能性/京都市管轄施設が所蔵する資料の利用機会均等化のためのシステム構築/電子図書館における孤児著作物とアクセス格差/図書館における資料保存スペースの狭隘化に関する研究ノート/漢字学習におけるタブレット端末の有効性―外国人を対象にして/絶版のない世界―出版コンテンツの利用と保存の最適化を目指して/電子書籍の安価サービスが市場に与える影響/デジタル雑誌に関する研究ノート/電子ジャーナリズムの展望と課題 第3章 電子出版・電子図書館のフィールドワーク

 

湯浅 俊彦 編著
A5判・208ページ
  定価(税別) :本体価格2,200円

★2017年6月15日発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.31

『「出版営業ハンドブック(基礎編)―改訂2版』
──変貌する出版界とこれからの販売戦略──

  ◇ 出版営業ハンドブック〈基礎編〉の特徴
* 本を売る知識と販売戦略を網羅した基本実務バイブル
1< * 出版界が直面する課題を大胆に提言する  

<主な目次>
第1章 変貌する出版界
   データで見る出版業界の現状/委託販売制度はどうなる/再販制度はどうなる/変貌する取次・書店・出版社/これからの出版社のとるべき道
 第2章 出版営業の基礎知識
   誰に書いてもらうか/タイトル・定価の決定/刷り部数の決定
事前の販促活動/全員営業のススメ/新刊配本のノウハウ
 第3章 出版営業の実務知識
   部数交渉/欠本調査の重要性/配本パターンの検討/売れ行き調査の実施
重版の判断ポイント/最大の効果をあげる方法/常備寄託セット
   販路開拓で驚異的部数増/書店の廃業を考える/出版業界の三大改革
 第4章 出版社の新しい販売戦略

 

岡部一郎著
A5判・128ページ
  定価(税別) :本体価格1,300円

★2017年1月26日発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.30

『「出版営業ハンドブック(実践編)―改訂2版』
──老舗出版社の極意・中堅出版社の挑戦と販売戦略──

  ◇ 出版営業ハンドブック〈実践編〉の特徴
* 本を売る知識と販売戦略を網羅した実務バイブル
* 出版界が直面する課題を大胆に提言する  

<主な目次>
 第1章 本の売れない本当の理由
制度疲労と言われているが/ネット社会の到来/バブル経済の破綻と格差社会/人口の減少
 第2章 企画力を強化する
今こそ企画力の問われる時代企画力とは何か/過去の出版物を見直す/ありふれたテーマをどのように料理するか/日常的な事実が「本」になる/老舗出版社の極意/避けて通れない電子書籍化/メディアミクスへの挑戦/書店を味方につける/ベストセラーの条件
 第3章 営業力を強化する
営業力を考える/一般的な出版社の営業/新刊案内の効果と検証/大手出版社の検証結果/初版部数を決めるポイント/重版のタイミングと販売調査/書店以外に販路を持つ強み/特約店の重要性/回転率を上げることが大切/データに基づく営業/委託制度と買切制/責任販売制への試み/直販取引の活用
 第4章 出版におけるマーケティング
出版にマーケティングは必要か/マーケティングとは何か/マーケティング手法/題点を解決するための具体策/販路の多様性を考える/マーケティングと経営戦略
 第5章 自費出版の可能性
自費出版の文化的価値/自費出版の現状/従来型自費出版/自費出版と著者の発掘
 第6章 ネット進化と「紙の本」の転換点
紙の本と電子の本の共存/ネットの普及で何が影響を受けたのか/ネット書店での露出を高める/アマゾンでなぜ「本」が売れるのか/ネット広告と電子書籍の近未来/電子書籍の利便性と可能性
 

岡部一郎著
A5判・160ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

★2016年7月20発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『「本」をめぐる新たな見取図』
──本の学校・出版産業シンポジウム2016への提言(2015記録集)──

   いま、これまで出版産業を支えてきた中堅取次各社の苦境が伝えられるなど、出版市場の環境変化は産業の根幹を大きく揺さぶっています。一方で、こうした時代の流れのなかで、人々と本との新しい出会い方を模索する動きが、書店や図書館、地域社会など至るところで始まっています。こうした動きの現場で何が起きているのかを検証し、それらが豊かな読書環境を作り出すために何が必要なのかを考えます。
本書は、「本の学校・出版産業シンポジウム2015」の全記録であると同時に「本の学校・出版産業シンポジウム2016」への提言(メッセージ)である。

<主な目次>
 ◇ 第1部 本の学校・出版産業シンポジウム特別講演
  書店の現在と可能性―実践する経営者の視点から
◇ 第2部 本の学校・出版産業シンポジウム分科会
 第1分科会 「著者の発掘・育成・発表」の新たな形
 第2分科会 リニューアルは書店に新たな命を吹き込むか?
 第3分科会 「本との出会い方」~読書情報の変化とこれからの読者像
 第4分科会 図書館と書店でひらく本のまち
 

本の学校 編
A5判・216ページ
  定価(税別) :本体価格2,400円

★2016年7月20発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『世界の本屋さん図鑑』
──海外45ヵ国50書店の横顔見て歩き──

  世界中の本屋さんに魅せられ、これまで48カ国を訪ね700書店余を見学、調査致してきました。本書『カラー版 世界の本屋さん図鑑-45カ国・50書店-』は、2011年の刊行した『世界の本屋さん見て歩き-35カ国・202書店』の姉妹書です。
姉版は、大変好評で多くの方々からお褒めの言葉をいただき、中でも『週刊新潮』で「本書は、『書店版 地球の歩き方』…」と書評をいただいたのは、何よりの贈り物でした。
 今回は、各国を一書店に絞り、その国を代表する有名、老舗、チェーン書店、個性派書店をカラーで紹介しました。格式あるヨーロッパの書店、変化の激しいアメリカに対して、アジアの書店は燃えていました。出版に先進も後進もありませんが、流通事情は違っていました。日本の出版物のアジアへの輸出が盛んになっています。

<主な目次>
 ● ヨーロッパ・アメリカの書店図鑑──フィンランド/ノルウェー/スウェーデン/デンマーク/エストニア/リトアニア/ラトヴィア/ギリシャ/イタリア/ドイツ/フランス/イギリス/スペイン/オランダ/ベルギー/ルクセンブルグ/オーストリア/ロシア/チェコ/アメリカ/ジャマイカ
● オセアニア・アジアの書店図鑑──オーストラリア/ニュージーランド/トルコ/インド/スリランカ/タイ/インドネシア/ベトナム/マレーシア/中国/北朝鮮/韓国/台湾/マカオ/ネパール/ブータン/カンボシア/ラオス/ミャンマー/フィリピン/アラブ首長国連邦

能勢仁著
四六判・112ページ
  定価(税別) :本体価格1,500円

★2016年5月12日発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『編集者の誕生と変遷』
―プロフェッションとしての編集者論―

 本書はプロフェッションという物差しをもって編集者の職業の誕生と変遷を研究している。  編集者とは「編集活動」を日常的な「職業活動」として営む「職業人」であり、編集者という職業を総合的に検討することは、編集者の社会的役割と機能を理解することにつながると期待されるからである。
 本論では、出版業が成立してから、編集者がひとつの独立した職業として確立してきた経過を歴史的に検討するとともに、専門的職業化の主要要素を日本の書籍出版編集者の状況に照らしながら検討することによって、書籍出版編集者が置かれている構造的特性を検証する。
 本書は筆者の博士論文(2004年、上智大学大学院文学研究科新聞学専攻)に修正・加筆を行ったものである。既に執筆から10余年を経過しているが、読者のお役に立てば幸いである。

<主な目次>
 第1章 編集者論の新しい試み
 第2章 プロフェッション編集者の理論的背景
 第3章 書籍編集者の誕生
 第4章 出版関連団体が果たした役割
 第5章 編集者教育の現状と課題
 第6章 明日の出版のために

文ヨンジュ(Moon Youn Ju )著
A5判・288ページ
  定価(税別) :本体価格,2400円

★2016年4月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『デジタルが変える出版と図書館』
-立命館大学文学部湯浅ゼミの1年-

 本書は、立命館大学「湯浅ゼミ」から生み出された知見を社会に発信するものである。ゼミのテーマである「電子出版・電子図書館の可能性」を探求するため、ゼミ生が設定した多様なテーマの論考を、1冊の図書にまとめ、また同時に電子書籍化することとした。 
<主な目次>
第1 章「ゼミ生たちと電子出版・電子図書館を考える」
    「大学における電子学術書の現状と課題」
第2 章「公共図書館における電子書籍サービスの新展開」」
     図書館流通センター/日本電子図書館サービス/メディアドゥ
第3章「ゼミ生が考える電子出版・電子図書館の最前線」」
  「高齢化社会における公共図書館の役割」
  「公共図書館におけるラーニング・コモンズの可能性」
  「公共図書館の役割の変容と図書館施設」
  「読書アクセシビリティの観点から見た共同自炊電子書籍モデル」
  「Googleブックスによる影響とその未来図の模索」
  「日本における電子書籍フォーマットの標準化の課題と展望」
  「デジタル・ネットワーク時代の読書」
  「投稿型インターネットサービスと著作権」
  「User Generated Contentとノベル」
  「インターネット時代における楽譜の流通過程とその存在意義」
  「電子新聞が新聞社に求める変革とはなにか」
第4章「電子出版・電子図書館のフィールドワーク」 

湯浅俊彦編著
A5判・288ページ
  定価(税別) :本体価格,2400円

★2015年8発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.29

『編集デザイン入門〈改訂2版〉』

 本づくりの最前線で活躍するエディトリアル・デザイナーが「本をデザイン」するための知識と技術を全面公開した本づくりの実務入門書!
 本書では「本をデザイン」するために出版物制作の全体像の把握、書籍・雑誌の誌面要素の意味と表現、実務的なデータ作成例などを取り上げました。
  *出版社や編集プロダクションで書籍や雑誌を編集する編集者
  *出版社や編集プロダクションで書籍や雑誌をDTP編集する制作者
  *書籍や雑誌を編集するデザイナー 

<主な目次>
第1章 デザインの必要性と制作:印刷の種類と特長/文字組版の基本/読みやすさの科学
第2章 書籍デザインの基本:書籍の名称/装幀/本文設計
第3章 誌面デザインの基本:本文組みについて/写真の扱い/視覚イメージ
第4章 誌面デザインの実際:本文フォーマット/レイアウトパターン/DTP作業
第5章 印刷管理:文字校正とデザイン校正/青焼き校正・色校正
付 章 レイアウト指定マニュアル:レイアウト指定の手順/文章原稿類の指定
資料編 JIS校正記号表:全面改訂された新・JIS校正記号の使い方

荒瀬光治著
A5判・144ページ
  定価(税別) :本体価格2000円

★2015年8月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『出版業界版 悪魔の辞典』
―●愛書家に贈るシニカルブック―

 この本は、世界的名著『悪魔の辞典』(アンブローズ・ビアス著、西川正身訳、岩波書店)に触発されて、『出版業界版 悪魔の辞典』を書いたものである。
 アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』は、多くの読者に読まれており、風刺と機知に満ちたまさに警句箴言集である。私の愛読書の一冊である。
 そのパロディー版ともいえる『出版業界版 悪魔の辞典』を書くにあたって、自分の生きてきた「出版業界を揶揄してよいものか」と悩んだが、出版業界を裏側や側面から見ることも必要だろうと考え、執筆を進めてきた。
 出版業界のみならず、広く読者諸氏のお役に立てば幸いである。
<主な目次>
● 第1章 出版業界版 悪魔の辞典
  ―出版を愛する人に贈るシニカル用語
● 第2章 読書・出版箴言集
  ―本好き人間に贈る世界の名言集
● 第3章 出版業界消えた用語集
  ―出版人に贈る業界で忘れられた用語
能勢仁著
四六判・176頁
  定価(税別) 1,500円

★2015年8月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『韓国出版発展史〈1945~2010〉』
―● 初めて描かれる韓国の出版界が歩んだ壮大な現代史―

 本書は、1945年~2010年までの韓国出版が歩んだ道を描いたものである。
 第1に、図書、雑誌、教科書、電子出版を網羅した出版通史を目標にした。
 第2に、出版活動の産物である本の歴史を評価しようと尽力した。
 第3に、韓国出版が、どのような産業過程をたどってきたかを分析した。
 第4は、社会・経済発展が、どのように出版活動を変化させたかを分析した。
 第5は、韓国出版がデジタル革命に至る過程で出版技術発達史を分析した。
 日本の出版業界のみならず、広く読者諸氏のお役に立てば幸いである。

<主な目次>
● 第1章 現代 韓国出版をどう見るのか
● 第2章 文化建設の旗幟を掲げて
● 第3章 戦争の惨禍からの出発
● 第4章 出版大衆化時代の開拓者たち
● 第5章 出版産業化への熱望
● 第6章 商業出版時代の開幕
● 第7章 韓国出版、先進化への道


李斗暎著 舘野晳訳
A5判・512頁
  定価(税別) 4,000円

★2015年7発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『変える、広げる本との出会い』
―● 本の学校・出版産業シンポジウム2015への提言(2014記録集)―

本書は、「本の学校・出版産業シンポジウム2014」の全記録であると同時に「本の学校・出版産業シンポジウム2015」への提言(メッセージ)である。
 インターネットを通した書籍のオンライン販売が拡大し、電子書籍市場もいよいよ本格的な普及期に入ってきた今日、これまで読者と 出版物が出逢う場所の主流であったリアル書店はどうなるのだろうか。規模も地域も違う環境にある書店の経営者が、現状に対する 考えや、これから書店事業を継続するための取組みなどについて語る。ビジネスとしての電子図書館のあり方も考える。

<主な目次>
 ● 第1部 特別講演
  これからの書店ビジネスを展望する ―リアル書店のネット時代への対応策
● 第2部 本の学校・出版産業シンポジウム2014記録集
 第1分科会 「書店発・責任販売」の可能性 ―文庫買切実験から見えたもの
 第2分科会 本がつなぐまちづくり
 第3分科会 いま、本屋をやるには
 第4分科会 ビジネスとしての電子図書館 

本の学校 編
A5判・212頁
  定価(税別) 2,400円

★2015年4月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『表現の自由と出版規制』
―ドキュメント「時の政権と出版メディアの攻防」―

 この本は著者が出版人の一員として、約15年間に経験してきた「時の政権と出版・メディアの攻防」のドキュメントである。 1998年7月、橋本政権が参議院選挙の大敗北で崩壊し小渕政権が誕生、次いで、森、小泉、安倍と続き…約3年に渡る民主党政権を経てまた安倍政権に引き継がれて今日に至っている。その過程で「政権と出版メディア」の関係において、何があって、それが今日どうなっているかの記録でもある。本書は、その危険な正体に挑み、私たちが「何を守ってきたのか」を明らかにし、現代に生きる出版人へのメッセージとしたい。

<主な目次>
 第1章 表現の自由と規制する法律の正体―戦争のできる国にさせないために
 第2章 メディア規制の軌跡と現実
 第3章 表現の自由と私たちの取り組み
     日本雑誌協会・編集倫理委員会年次報告 に見るたたかいの軌跡

山 了吉 編著
A5判・192頁
  定価(税別) 2,000円

★2015年3月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『電子出版と電子図書館の最前線を創り出す〉』
―立命館大学文学部湯浅ゼミの挑戦―

大学教育現場はどのように変化しているのか。本書は立命館大学文学部「湯浅ゼミ」が挑んだアクティブ・ラーニングの1 年間の記録である。

<主な目次>
 第1 章「電子出版・電子図書館の未来をデザインする―最前線を創り出すことの重要性」
 第2 章「電子学術書の最前線」
 第3 章「ゼミ生がとらえた電子出版ビジネスと図書館」
 ・電子書籍における『版』の考察
 ・電子書籍とペーパーライク
 ・特別支援教育におけるデジタル教科書
 ・タブレット型端末を用いた読書活動 
 ・デジタル教科書が変える学校教育
 ・日本語学習におけるデジタル教材の有効性
 ・公共図書館の電子書籍を活用した多文化サービス
 ・デジタル時代の学校図書館
 ・電子コミックの収集
 ・電子図書館における「貴重書」
 ・電子書店とディスカバラビリティ
 ・リアル書店における電子書籍販売
 ・電子出版時代における雑誌
 ・電子書籍としての自費出版
湯浅 俊彦 編著
A5判・272頁
  定価(税別) 2,400円

★2014年7月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『書店と読書環境の未来図〉』
=本の学校・出版産業シンポジウム2014への提言(2013)記録集

本書は、「本の学校・出版産業シンポジウム2013」の全記録であると同時に「本の学校・出版産業シンポジウム2014」への提言(メッセージ)である。

<主な目次>
● 第1部 本の学校・特別シンポジウム2014春記録集
  街の本屋と図書館の連携を考える
    ―地域社会での豊かな読書環境構築に向けて
● 第2部 本の学校・出版産業シンポジウム2013記録集
特別講演  人と地域から求められる書店とは?
第1分科会 若手社員が語る“取次で働く理由”
第2分科会 本を通じたコミュニケーションのあり方
第3分科会 学術出版と大学市場はどこへむかうのか
第4分科会 雑誌の新たな「作り方・売り方」を考える
本の学校 編
A5判・216頁
  定価(税別) 2,400円

★2014年5月発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.27

『校正のレッスン〈改訂2版〉』
=活字との対話のために

本書は、デジタル化という出版をめぐるこの劇的な変化の時代に、 私たちはどんなふうに言葉とつきあえばいいのかを、「校正の現場」から提言します。

<主な目次>
●校正10のレッスン―1 : ゲラを受け取る/ : 文字は記号か?/3 : 赤字の美しさ/4 : データ入稿/5 : 活字の肉声をつかまえる/6 : 表記の統一と組版/7 : なぜ人はあやまるのか/8 : 疑問を出す/出さない?/9 : 差別表現について/10 : チームワークとコミュニケーション
●校正の原則と役割/言葉の宇宙/肉体としての本/電子書籍/品質保証としての校正/編集者が校正するとき
大西 寿男 著
A5判・160頁
 定価(税別) 1,600円

★2014年4月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『デジタル環境下における出版ビジネスと図書館』
―ドキュメント「立命館大学文学部湯浅ゼミ」―
 <本書のねらい>
 (1) 大学教育現場はどのように変化しているのか。本書は立命館大学「湯浅ゼミ」の1年間の記録である。
 (2) 大学における電子学術書を利用した学習の実際、学部と図書館が連携して行った電子書籍セミナーの成果などを多くの論考と座談会で紹介。
 (3) 電子出版の進展を「知識情報基盤としての出版メディアの変容」という視点でとらえ、皮相な「電子書籍」談義を脱却し、次世代の文化創造への道筋を探求する。

 <主な目次>
 第1 章「大学教育における電子学術書の可能性」
 第2 章「電子学術書共同利用実証実験の取組み」
 第3 章「電子学術書の流通と利用」
 第4 章「ゼミ生がとらえた電子出版ビジネスと図書館」
 第5 章「座談会 大学教育における電子出版と電子図書館」
 第6 章「電子出版ビジネスと電子図書館の現場を訪ねて」 

湯浅 俊彦 編著
A5判・256頁 定価(税別) 2,400円+税

★2013年11月発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNO.26

『昭和の出版が歩んだ道』
―激動の昭和へTime TRaVEL―
 <本書のねらい>
  激動の時代を”昭和の出版が歩んだ道”で学ぶユニークな出版史
 昭和の出版黎明期を円本・文庫ブームと委託制度の変遷で学ぶ 
 昭和出版史を32のエピソードとコラムでタイム・トラベルする
 戦後の出版流通情報の変遷と新しい課題を技術革新で語る
 取次―出版社―書店の盛衰記から未来への遺産を考える
 バーゲンブック流通略史と再販制度の変遷を学ぶ
 <主な目次>
 1.昭和出版史探訪
   2.昭和の出版今昔物語
 3.出版流通と技術革新
   4.取次盛衰記
   5.出版社盛衰記
 6.書店盛衰記
   7.バーゲンブック流通略史 

能勢仁・八木壮一共著
A5判・180頁 定価(税別) 1,800円

★2013年7月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『本との出会いを創り、育てるために』
―本の学校・出版産業シンポジウム記録集2012―
 <本書のねらい>
 1995年から5年間にわたり、鳥取県大山町で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、その後ほぼ2年ごとに場所を変え、2006年からは、東京ブックフェア会場での「出版産業シンポジウムin東京」に引き継がれました。本書は、その「出版産業シンポジウム2012」の全記録である。
 <主な目次>
●第一部:シンポジウム2012「本との出会いを創り、育てるために」
 本と出会う場所としての書店空間は、これからも魅力的な場所として存在しつづけることができるのか。NPO法人化した「本の学校」は、本との出会いを創り、育てるために、なにをめざすか考える。
●第二部:4つの分科会報告
 第1分科会:ローカルな本の環境づくり、「知の地域づくり」を模索する
 第2分科会:売上を伸ばせる人材づくり、 書店の店頭で何ができるのかを考える
 第3分科会: 生涯読書、読書の喜び、未来の読者をどう育てるのかを考える
 第4分科会:リアル書店で“デジタル―電子書籍”をどう活用するかを考える

本の学校編著
A5判・200頁 定価(税込) 2,520円

★2013年6月
本の未来を考える=出版メディアパルNo.2

『本づくりこれだけは 〈改訂4版〉』
―失敗しないための編集術と実務―
 <本書のねらい>
 出版産業の現状と出版流通の基礎知識をやさしく解説
 本づくりの基本と実務ノウハウまでをやさしく解説
 雑誌づくりの基本と実務ノウハウまでをやさしく解説
 印刷・カラー印刷・電子編集の基礎知識をやさしく解説
 著作権法の基礎知識とその活用法をやさしく解説
 編集実務50年の中から学んだ編集実務ノウハウの全公開! 
  <主な目次>
 1.編集の仕事と出版産業 2.本づくりの基礎知識
 3.雑誌づくりの基礎知識 4.印刷の基礎知識とカラー校正
 5.電子編集の心得とDTP 6.著作権法の基礎知識 

下村昭夫著
A5判・104頁 定価(税込) 1,260円

★2012年4月発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.24

『少女雑誌に見る「少女」像の変遷』
―マンガは「少女」をどのように描いたのか―
 「少女雑誌」というメディアに表象された「少女」の分析と歴史的考察
  近代少女雑誌における「少女」像を原典にあたりながら解明した
 文学・マンガが描いた「少女」像の実像と虚像を立証
 「女性の、女性による、女性のためのメディア」である少女マンガを分析
 その少女マンガが恋愛や性をどのように描いているのかを分析
 近代以降の日本の社会のジェンダーを通史的に明らかにし「少女像」を紐解く 
 <主な目次>
 第1章.少女雑誌の誕生:少女雑誌の誕生と「少女」像/戦時下の「少女」表象 
 第2章.子ども雑誌の戦後:戦後少女雑誌のはじまり/ストーリーマンガの誕生 
 第3章.少女マンガが描いた「少女」像」:ジェンダー規範/少女マンガが描く女性像 
 第4章.文化としての「少女」/今後の課題  

中川裕美著
A5判・224頁 定価(税込) 2,520円

★20123年3月発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.23

『電子出版学入門(改訂3版)』
――出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ
* 2012年までの電子出版ビジネスの進展を各種産業データで分析
* アマゾン、アップル、グーグルの新しい動向を紹介
* 出版デジタル機構の設立とその意義を解明
* 国の情報政策と出版界・図書館界の動向を検証
* 新たな電子書籍デバイスの情報を追加
* 電子出版をめぐる生産・流通・利用などの諸問題をやさしく解説
* ネットワーク系情報資源、デジタルアーカイブの新動向を紹介
* 「出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ」を考察
 <主な目次>
 第1章「電子出版学とは何か」/第2章「電子出版の歴史」
 第3章「さまざまなネット情報源」/第4章「ケータイ読書の進展」
 第5章「電子出版物の生産・流通・利用」/第6章「電子出版の諸問題」
 第7章「新しいデバイスと図書館」/第8章「電子出版ビジネス最前線」
 資料編:電子出版年表1985年~2012年 

湯浅俊彦著
A5判・144頁 定価(税込) 1,575円

★2012年10月発行
本の未来を考える=出版メディアパルNo.22

『文庫はなぜ読まれるのか』
――文庫の歴史と現在そして近未来
 文庫は、なぜ読まれるのか。文庫の歴史的考察と近未来を紐解く一冊
 戦前の文庫のルーツとその苦難の道を豊富な文献で立証
 戦後の文庫の歩みを克明に追い、さまざまな文庫の誕生ドラマを立証
 電子書籍時代の「文庫」のあり方とデータから見た文庫の実像を立証
 

<主な目次>
1.「文庫」とは何か
2.「文庫」の歴史(戦前編)
3.「文庫」の歴史(戦後編)
4.電子書籍時代の「文庫」とは
5.データから見た「文庫」

岩野裕一著
A5判・160頁  定価(税込) 1,890円

★2012年7月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『書店の未来を創造する』
――本の学校出版産業シンポジウム記録集2011
995年から5年間にわたり、鳥取県大山町で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、その後ほぼ2年ごとに場所を変え、2006年からは、東京ブックフェア会場での「出版産業シンポジウムin東京」に引き継がれました。本書は、その「出版産業シンポジウム2011」の全記録である。  

<主な目次>
●第一部:シンポジウム「いま改めて書店について考える―本屋の機能を問い直す」
 電子書籍が大きな話題になる中で、書店が衰退業種のようにみられることもある。果たして今後、書店が果たすべき役割とは、そして、魅力の源とは何なのかを考えることで、書店の未来像を探る。
●第二部:4つの分科会報告
 第1分科会:書店に求められる人材とは
 第2分科会:“近刊情報”で出版ビジネスはこう変わる
 第3分科会: “理想の書店像”をゼロベースで考える
 第4分科会:電子図書館の現状と出版産業のこれから

本の学校編
A5判・192頁  定価(税込) 2,520円

★2012年7月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

新装版『作家の運命を変えた一冊』

塩澤実信氏の“現代出版史”のルーツ! 復刻版(新装版)で蘇る
 オリジナル版「出版史三部作(出版社・編集者・作家)」の復刻版第二弾
 時代を創った出版社と作家たち、そして誕生した本のドラマ
 時代を見据えた塩澤実信氏のよる出版社と10人の作家の冒険と ロマン物語  

<主な目次>
阿佐田哲也と『麻雀放浪記』/川上宗薫と『流行作家』/梶山季之と『黒の試走車』
山田風太郎と『くの一忍法帖』/宇野鴻一郎と『遊びざかり」/大藪春彦と『野獣死すべし」
森村誠一と『人間の証明」/笹沢左保と『木枯らし紋次郎』
松本清張と『昭和史発掘』/梶原一騎と『巨人の星』

塩澤実信著
A5判・272頁  定価(税込) 2,520円

★2012年5月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

新装版『創刊号に賭けた十人の編集者』

塩澤実信氏の“現代出版史”のルーツ! 復刻版(新装版)で蘇る
 オリジナル版「出版史三部作(出版社・編集者・作家)」の復刻版第二弾
 時代を創った出版社と編集者たち、そして誕生した雑誌のドラマ
 時代を見据えた塩澤実信氏のよる出版社と編集者の冒険と ロマン物語  

<主な目次>
ロマンス社と『ロマン』/平凡出版と『平凡』/暮しの手帖社と『暮しの手帖』
朝日新聞社と『朝日ジャーナル』/平凡社と『平凡」/中央公論社と『海」
小学館と『GORO」/集英社と『日本版PLAYBOY』
主婦と生活社と『angle』/青春出版社と『BIG tomorrow』

塩澤実信著
A5判・272頁  定価(税込) 2,520円

★2012年3月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

新装版『出版社の運命を決めた一冊の本』

塩澤実信氏の“現代出版史”のルーツ! 復刻版(新装版)で蘇る
 オリジナル版「出版史三部作(出版社・編集者・作家)」の復刻版第一弾
 時代を創った出版社の運命を決めた一冊の本・雑誌の誕生ドラマ
 時代を見据えた塩澤実信氏のよる出版社の冒険と ロマン物語

<主な目次>
岩波書店と『こころ』/講談社と『群像の創刊』
文藝春秋と『文藝春秋』昭和24年6月号/早川書房と『そして誰もいなくなった』
新潮社と『週刊新潮』の創刊/三一書房と『人間の条件』
光文社と『点と線』/角川書店と『八つ墓村』
筑摩書房と『エテルナ38』/秋田書店と『ドカベン』
塩澤実信著
A5判・272頁  定価(税込) 2,520円

★2012年1月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『出版産業の変遷と書籍出版流通<増補版>』
──日本の書籍出版産業の構造的特質──
本書は「出版産業と書籍出版流通」の発達史を分析し、出版産業のあり方と出版流通の諸問題を分析した好評の実務書である。このほど、激変する出版産業・出版流通の変化を捉えるために不可欠な最新のデータを増補した。

<主な目次>
第1章:「出版産業の特質」
第2章:「戦前の出版業の変遷」
第3章:「戦後の出版産業の変遷」
第4章:「出版産業の課題と可能性」
第5章:「出版産業の発展と展望」
付 章:「日本の書籍出版産業の構造認識(現状調査)」
資料編:「出版流通・販売関連年表」「出版流通・出版販売用語」
補 遺:データで考える出版産業・出版流通の現状
蔡 慧星著(チェ・ソンヘ)
A5判・236頁  定価(税込) 2,520円

★2011年10月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『世界の本屋さん見て歩き』
──海外35ヵ国202書店の横顔──
本書『世界の書店見て歩き―海外35カ国202書店の横顔』は、1995年以降訪ねた書店をまとめたものである。“書店はどうあるべきか”を世界の書店から眺めた能勢書店学の大集成ともいうべき一冊。「時代とともに歩む世界の書店ガイド」をお楽しみいただければ幸いである。

<主な目次>
●ヨーロッパ・アメリカの書店見て歩き──フィンランド/ノルウェー/スウェーデン/デンマーク/エストニア/リトアニア/ラトヴィア/ギリシャ/イタリア/ドイツ/フランス/イギリス/スペイン/オランダ/ベルギー/ルクセンブルグ/オーストリア/ロシア/チェコ/ハンガリー/アメリカ
●オセアニア・アジアの書店見て歩き──オーストラリア/ニュージーランド/トルコ/インド/スリランカ/タイ/インドネシア/ベトナム/マレーシア/中国/モンゴル/北朝鮮/韓国/台湾
能 勢  仁著
A5判・272頁  定価(税込) 2,520円

★2011年7月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『出版デジタル化の本質を見極める』
本の学校 出版産業シンポジウム2010記録集
本書は、「本の学校 出版産業シンポジウム2010」の全記録である。

<主な目次>
●第一部:シンポジウム2010「本の消費現場で何が起きているのか ?」
●第二部:4つの分科会報告
第1分科会:人文書ワークショップ。書店人に向けた人文書の最新動向
第2分科会:デジタル時代、取次はどこに向かうのか? 若手取次人による鼎談
第3分科会: 書店の中古書併売の実際。書店の新たなビジネスになるのか?
第4分科会:出版デジタル化の流れを再整理する。黒船に脅えないための教養
本の学校編
A5判・192頁  定価(税込) 2,520円

★2011年7月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書

『編集&デザインハンドブック』
=付:DVD版 本づくりこれだけは

読者のご要望に応え「ビデオ版本づくりこれだけは」のDVD版が出来ました。ビデオに沿って解説された冊子版とともに“本づくりの基本”が学べる入門書です。

<主な目次>
●第一部:編集入門―本づくりこれだけは(下村昭夫著)の目次
第1章:出版・編集の仕事と出版産業/第2章:本づくりの基礎知識
第3章:雑誌づくりの基礎知識/第4章:印刷の基礎知識とカラー校正
第5章:電子編集の心得とDTP活用法/第6章:著作権法の基礎知識
●第二部:編集デザイン入門(荒瀬光治著)の目次
第1章:デザインの必要性と制作/第2章:書籍デザインの基本
第3章:誌面デザインの基本/第4章:誌面デザインの実際
第5章:印刷管理/付章:レイアウト指定マニュアル
資料編:JIS校正記号表:新・JIS校正記号の使い方
出版メディアパル編
A5判・224頁  価格(税込) 5,250円

★2011年6月発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.21

『校正のレッスン』
=活字との対話のために

本書は、デジタル化という出版をめぐるこの劇的な変化の時代に、 私たちはどんなふうに言葉とつきあえばいいのかを、「校正の現場」から提言します。

<主な目次>
●校正10のレッスン―1 : ゲラを受け取る/ : 文字は記号か?/3 : 赤字の美しさ/4 : データ入稿/5 : 活字の肉声をつかまえる/6 : 表記の統一と組版/7 : なぜ人はあやまるのか/8 : 疑問を出す/出さない?/9 : 差別表現について/10 : チームワークとコミュニケーション
●校正の原則と役割/言葉の宇宙/肉体としての本/電子書籍/品質保証としての校正/編集者が校正するとき
大西 寿男 著
A5判・128頁  定価(税込) 1,260円

★2011年4月発行
本の未来を考える=出版メディアパル実務書
『出版翻訳 プロの条件』
=洋書の森から生まれた翻訳出版のAtoZ=
 
本書は、翻訳者を目指す方々のための「翻訳の周辺」「下訳・上訳、共訳の心得」「翻訳出版企画書の上手な書き方」「パラグラフの行数、漢字の字数」「文体」を解く翻訳玉手箱といえます。

●主な目次
第1部 翻訳入門――外国語ができるだけでは翻訳できない――
第2部 翻訳出版企画書の作成法
第3部 名作読み直し翻訳講座―先行訳を「挑戦課題」として」
第4部 英文法お浚い帳―翻訳が好きでたまらないあなたに
藤岡 啓介 著
A5判・160頁  定価(税込) 2, 310円

★2010年9月発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.20
『電子出版学入門〈改訂2版〉』
=出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ
デジタル化とネットワーク化を特徴とする今日のメディア社会の中にあって、出版の変化は私たちに何をもたらそうとしているのでしょうか。そこでこの本では、次の7章に分けて、このような電子出版の世界について詳しく調べていくことにしました。
第1章「電子出版学とは何か」
第2章「電子出版の歴史」
第3章「電子出版とさまざまなネット情報源」
第4章「ケータイ読書の進展」
第5章「電子出版物の生産・流通・利用」
第6章「電子出版の諸問題」
第7章「新しいデバイスと図書館の役割」
湯浅 俊彦 著
A5判・128頁  定価(税込) 1,260円

★2010年7月発行
●本の未来を考える=出版メディアパルNo.19
編集者のためのInDesign入門〈改訂増補版〉

* 編集者のためにInDesignの操作手順を一つひとつやさしく解説
* InDesignの基本操作から組版・図版管理・印刷入稿までを解説
* 2005年発行の「編集者のためのInDesign入門」の改訂増補版

<主な目次>
1. InDesign を使った印刷までの作業手順
2.レイアウト作業の準備
3.レイアウト作業の実際
4.レイアウトさまざまなテクニック
5.印刷用データの作成  

高田信夫 著
A5判・160頁  定価(税込) 1,575円

★2010年6月発行
●本の未来を考える=出版メディアパルNo.18
『出版営業ハンドブック〈基礎編〉』
=出版社のための本を売る知識と販売戦略

* 出版社のための本を売る知識と販売戦略を網羅した実務バイブル
* 本を売る知識から販売戦略の実務までを総合的にやさしく解説

<主な目次>
第1章 出版営業入門編
タイトル・定価の決定/刷り部数の決定/事前の販促活動/
全員営業のススメ/新刊配本のノウハウ
第2章 出版営業実務編
部数交渉/欠本調査の重要性/配本パターンの検討/売れ行き調査の実施
重版の判断ポイント/最大の効果をあげる方法/常備寄託セット
販路開拓で驚異的部数増/再販制度の今後/出版業界の三大改革策
第3章 知っておきたい出版業界用語

岡部一郎 著
A5判・112頁  定価(税込) 1,260円

★2009年5月発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.16
『本づくりこれだけは(改訂3版)』

本書の第1版は、2003年4月に発行され、04年4月には、全面的な改訂を加え、編集者のための実務入門テキストとして「改訂新版」が発行されました。その後、06年に産業状況などを書き改め、版を重ねて多くの編者者から、親しまれてきました。このほどの改定は、その後の産業状況の変化や技術革新の進展、新しいJIS「校正記号」の制定に伴うもので、新たに版を改め「改訂3版」としました。 旧版同様、ご愛読いただければ幸いです。

下村 昭夫 著
A5判・92頁  定価(税込) 1,260円

★2009年3月発行
出版メディアパル実務書シリーズ
『出版と自由―周縁から見た出版産業』

出版というのは、特別な産業なのだろうか。簡略化すれば、書き手の成果物をメーカー(出版社)が製品化し、その商品を問屋(取次)が流通させ、小売店(新刊書店やコンビニエンスストア)が消費者(読者)に販売する、その一連の営みの総体を出版産業というのだろう。出版物は、あくまで製品であり商品だ。著者や編集者の意志はどうあれ、読者がその内容をどう解釈しようとも、問屋や小売店にとっては、売れるか売れないか、そのことこそがもっとも重要なことである。商行為としては、他の産業と何ら変わるところはない。私の考える「出版と自由」に普遍性があるのかないのか、ぜひともみなさんに検討していただきたい。

長岡義幸 著
四六判・336頁  定価(税込) 2,520円

★2008年11月の発行
発行元:出版メディアパル  発売元:高陵社書店
『ミャンマー難民キャンプ潜入記』

ミャンマーとの国境沿いのタイに十箇所にも及びミャンマーの少数民族の難民キャンプがあり、20万人もの人々が祖国を追われひっそりと住んでいる。本書は、その知られざるミャンマー難民キャンプに潜入した一人のジャーナリストの見た難民キャンプの衝撃レポートである。ミャンマーの実像を軍事政権対アウンサンスーチーさんという構図だけでなく少数民族対ビルマ人という視点で捉えることで、ミャンマーの新しい未来像が見えてくるに違いない。

吉岡逸夫 著・解説:熊切拓
四六判・132頁  定価(税込) 1,260円

★2008年10月発行
発行元:出版企画研究所  発売元:出版メディアパル
『出版人のための 出版営業ハンドブック〈実践編〉』

2006年12月に出版企画研究所から『出版人のための 出版業務ハンドブック〈基礎編〉』を発行したところ、大好評を得、初版は、「完売状態」となりました。
そして、励ましの言葉とともに「出版販売のための日常業務」を解説した続編が欲しいとのご要望が多く寄せられました。本書は、その読者の皆さんの要望や疑問に応えた『出版人のための出版営業ハンドブック〈実践編〉』です。さあ、あなたの「出番」です。本書で学ばれたことを、営業活動の場で実践して下さい。

岡部一郎 著
B6判・224頁  定価(税込) 1,000円
 
★2008年9月発行
本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.15
『編集者のためのデジタル編集術入門 』

出版の世界に本格的にDTPが取り入れられるようになってすでに10 年以上となります。著者から送られてきた原稿の入力、データ化、または原稿データを編集し、まとめて印刷所にデータ入稿をするという流れの中で、その中間に位置する編集者が、どの程度の知識をもって対応していけばいいのか? 「編集作業に必要なデジタル技術の最低ラインだけでも…」という意図をもって、本書をまとめてみることにしました。
いつの時代にも臨機応変な対応が求められるのが編集者ですが、そういった場面でもあわてずに対応できるようになりたいものですね。

前川 裕子 著
A5判・96頁  定価(税込) 1,260円

★2008年4月発行
出版学研究シリーズ
『書店員の実務教育読本 』

本書は、2005年4月に復刻した『本と読者をつなぐ知恵』の新装版に新しく書き起こした『書店員の実務教育』を増補し、二分冊セットでお贈りする『書店員の実務教育読本』である。
企業は人材ということは誰しもわかっている。しかし社員教育を書店業界では軽視していないだろうか。一言で言えば書店が勉強しなくなったことが、勝ち組と負け組を作ったのである。
書店の未来を考え続けてきた能勢仁氏が、そのノウハウを余すこと紹介した「書店再生への道」。書店員の教育なくして、書店の未来はない。

能勢 仁 著
四六判・224頁  定価(税込) 2,520円

★2008年4月発行
出版学研究シリーズ
『韓国の出版事情ガイド』

本書は、2006年5月に発行した『韓国の出版事情』(以下、「2006年版」という)の改装版である。
このほど、その後の新・再販制度の制定など、2006年版発行以降の激動する韓国出版界の最新レポートを補足した『(2)韓国の出版事情2008年版』と併せて、装いを新たに『韓国の出版事情ガイド』として発行するものである。
本書の「2006年版」では「出版産業」「出版流通」「出版団体」「読書環境」「出版教育」「出版と文化」の6章構成でまとめ、最後に「資料編」を収録しましたが、「2008年版」では、1章で「新・再販制度」の概要をまとめ、2章では、時系列にこの2年間のトピックスをまとめました。また、3章では、「韓流と日流」についての分析リポートを収録しました。

館野晳・文ヨンジュ共著
A5判・224頁  定価(税込) 2,520円




★2008年4月発行
出版学研究シリーズ
『新装版/現代の出版』

本書は、1980年に理想出版社から上梓した『現代の出版』の復刻版である。本書に収録した論文は、60年代の後半から、70年代に主に『週刊読書人』に掲載した記事が中心であるが、植田康夫先生の「出版論」のルーツ的書籍である。
このほどの復刻版の発行にあたっては、第一部として、上智大学を定年退職される際の最終講義録である「エディターシップによる「知」の創生」を収録した。この『新装版/現代の出版』が、これから「出版学」を学ぶ若い人々への道案内となれば幸いである。

著者 植田康夫
四六判・292頁  定価(税込) 2,520円

★2008年3月発行
出版メディアパルNo.14
『電子編集入門―編集者のためのsed活用術』

電子編集作業の初歩は、ワープロのもつ置換機能を利用することであるが、真髄は「sed」(セドと読む)とよばれるソフトウェアを使用することにある。
sedは、編集者が別に用意する「指示書」の命令に従って、原稿の表記(用字用語やタグ)を統一してくれる、優れた編集支援ツールである。しかも、sedは誰でも無償で入手することのできるフリーウェアである。ぜひ、ご活用いただければ幸いである。

著者 浦山 毅
A5判・160頁  定価(税込) 1,575円

★2008年1月発行
出版メディアパルNo.13
『ビギナーのためのInDesignCS3入門』 (品切れ)

本書は、「本の未来を考える=出版メディアパル」シリーズNo.13号です。
2005年12月に発行した「編集者のためのInDesign入門」は大好評でしたが、本書は「InDesignCS2」から一段と機能アップした「InDesignCS3」対応版。
初めて、「InDesignCS3」でDTPにチャレンジする初心者に皆さんが、本書の解説に従って、操作手順を覚えることで本作りが進行するよう工夫されています。

著者 高田信夫
A5判・160頁  定価(税込) 1,890円

★日本図書館協会選定図書
『書店員の小出版社巡礼記』

本書は、元・東京堂書店の小島清孝さんの「出版社論」である。第一部の「小出版社巡礼記」では、出版社はどうあるべきかなど、33社の小出版社の「チャレンジ精神」を見事に伝えている。第二部の「本の目利き」では、書評を通じて、62社・62点の本が生まれるまでを紹介している。

著者 小島 清孝
四六判・420頁  定価(税込) 2,625円

出版メディアパルNo.11
『編集デザイン入門 』

編集者・デザイナーのための視覚表現法。本づくり・雑誌づくりのノウハウを一挙公開!

著者 荒瀬 光治
A5判・132頁  定価(税込) 2,100円

出版メディアパル実務書シリーズ
『出版経営入門』――その合理性と非合理性

時代を超えて、いま蘇る出版再生への道。科学的分析と出版のあり方・出版社の運営ノウハウを一挙公開!

著者 ハーバート・S・ベイリーJr.  訳編 箕輪 成男
A5判・288頁  定価(税込) 3,150円

出版メディアパルNo.12
『中国・台湾の出版事情』

「初めて解き明かされる中国・台湾の出版界の現状。発展する中国・台湾。その言論状況の現状をつぶさにリポート。逞しく生きる中国・台湾の出版界のあり方が面白い!

著者 島崎 英威
A5判・132頁  定価(税込) 1,890円

出版メディアパルNo.10
『韓国の出版事情』

初めて解き明かされる韓国出版界の実情。産業状況・出版流通・出版教育・出版と文化など一挙公開!

著者 舘野あきら・文ヨンジュ
A5判・144頁  定価(税込) 1,890円
 
出版メディアパルNo.9
『編集者のためのInDesign入門』
(改訂増補版あり:2010年7月発行)

Windows 版Adobe InDesign CS2対応。ついにやってきたWindows時代。編集者のための編集者によるDTP入門。本づくりの基本ノウハウを一挙公開!

著者 高田信夫
A5判・144頁  定価(税込) 1,575円

出版メディアパルNo.8
『7つの黄金ルールでだれでもベストセラーは出せる! 』

「新文化」紙に2年間にわたり連載された吉田浩氏の「吉田浩の企画道場」を一挙に収録。出版企画の発想法をお教えします。「企画の企画のたまご屋さん」を主宰する出版の仕掛け人のノウハウを一挙公開!

著者 吉田 浩
A5判・112頁  定価(税込) 1,260円

出版メディアパルNo.7
『ニューヨークの書店ガイド』

「新文化」紙に3年間50回にわたり連載された前田直子氏の「ニューヨークの街角から」を一挙に収録。マンハッタンのユニークな独立系書店とそこに働く本好き書店人の横顔を紹介。アメリカの書店事情と読者とともに歩む書店のあり方が面白い!

編者 大久保徹也 著者 前田直子
A5判・112頁  定価(税込) 1,260円

出版メディアパルNo.6
『発禁・わいせつ・知る権利と規制の変遷』
――出版年表

表現の自由と規制の狭間で移り変わる「出版の近代史」を戦前編と戦後編に分け、出版年表で語る出版の過去と現状。明治以来の140年の出版近代史を一挙に収録。

著者 橋本 健午
A5判・152頁  定価(税込) 1,575円
 
出版メディアパルNo.5
『出版ウォッチング』

『毎日新聞』メディア欄に2年間連載されたコラム「出版ウォッチング」で語る出版の現状と未来。編集者や販売関係者の学習、各種の出版セミナーにも格好のテキスト。

著者 下村昭夫
A5判・84頁  定価(税込) 1,050円

出版メディアパルNo.4
『本づくりこれだけは(改訂新版)』
(「本づくりこれだけは(改訂3版)あり:2010年4月発行)

本づくりの基礎を「出版の仕事・編集の仕事」「本づくりの基礎知識」「雑誌づくりの基礎知識」「印刷の基礎知識」「電子編集の心得」「著作権の基礎知識」の6講座で解説。編集者や販売関係者の学習、各種の出版セミナーにも格好のテキスト。
「ビデオ版/本づくりこれだけは」

著者 下村昭夫
A5判・84頁  定価(税込) 1,050円
 
出版メディアパルNo.3
『出版の近未来』 (品切れ)

出版の未来を「出版産業の現状と課題」「デジタルコンテンツの動向」「ネット時代の著作権」「デジタル技術の変遷」「本と編集者の世界」の5講座で分析、出版産業の現状に迫る。編集者や販売関係者の学習、各種の出版セミナーにも格好のテキスト。

著者 下村昭夫
A5判・84頁  定価(税込) 1,050円
 
「2006年度・日本出版学会奨励賞受賞」
『出版産業の変遷と書籍出版流通』
出版産業の発展史で考える書籍出版流通の実務学

出版産業の特質・戦前の出版産業の変遷・戦後の出版産業の変遷・出版産業の課題と可能性・出版産業の発展と展望

著者 蔡 星慧(チェソンヘ)
A5判・224頁  定価(税込) 2,520円
 
『ダイヤグラムス 本の環境』
88枚のダイヤグラムスで考える本の世界 統計図表で見る出版の世界
著者 道吉 剛
B5判・88頁  定価(税込) 2,100円

『本づくりの厨房(KITCHEN)から』

本が好き、本づくりはもっと好き。だからこだわる。本づくりのデジタル化とたたかった編集者の編集術へのこだわりが面白い!

著者 秋田 公士
四六判・152頁  定価(税込) 1,575円

ビデオ版 『本づくりこれだけは』
(『DVD版』が下記の本をご覧いただければ幸いです。)

DVD版は、『編集&デザインハンドブック―付:DVD版「本づくりこれだけは』―に収録されています。
●第一部:編集入門―本づくりこれだけは(下村昭夫著)の目次
第1章:出版・編集の仕事と出版産業/第2章:本づくりの基礎知識
第3章:雑誌づくりの基礎知識/第4章:印刷の基礎知識とカラー校正
第5章:電子編集の心得とDTP活用法/第6章:著作権法の基礎知識
●第二部:編集デザイン入門(荒瀬光治著)の目次
第1章:デザインの必要性と制作/第2章:書籍デザインの基本
第3章:誌面デザインの基本/第4章:誌面デザインの実際
第5章:印刷管理/付章:レイアウト指定マニュアル
資料編:JIS校正記号表:新・JIS校正記号の使い方

出版メディアパル 編
A5判・224ページ  価格:本体5,000円+税 
ISBN 978-4-902251-00-5

新装版 『棚の生理学』
――人件費をベースに考えた書店の動態的商品構成

時代を超えて今蘇る書籍販売実務学! 『棚の生理学』シリーズの完結編
1970年に発行された書店実務学の古典的名著。コンピュータを駆使できなかった時代に販売技術の実務学の確立を目ざした書籍販売学の実務入門書

著者 下村 彦四郎
A5判・300頁  定価(税込) 3,150円

新装版 『書店はどうすればよいのか』

繁栄は商いの中で! 『棚の生理学』シリーズの第一弾
1965年に発行された書店実務学の入門書のルーツ。コンピュータを駆使できなかった時代に書店経営のの実務学の確立を目ざした書籍販売学の実務入門書

著者 下村 彦四郎
A5判・208頁  定価(税込) 2,520円

新装版 『書店の人と商品をどうするか』

店売技術と店員教育! 『棚の生理学』シリーズの第二弾
1969年に発行された書店実務学の入門書のルーツ。コンピュータを駆使できなかった時代に販売技術の確立と店員教育を目ざした書籍販売学の実務入門書

著者 下村 彦四郎
A5判・240頁  定価(税込) 2,940円

新装版 『本と読者をつなぐ知恵』
――読者ニーズを満たす書店の姿

時代が変わっても販売の基本は変わっていない!。
『世界の書店』の著者、書店クリニックの能勢 仁氏の1979年に発行された販売実務学

著者 能勢 仁
四六判・224頁  定価(税込) 1,680円

出版メディアパルNo.2
『絵でみる出版産業』 (品切れ)

出版産業の現状を16枚の産業統計で分析、グラフを通して出版産業の現状に迫る。編集者や販売関係者の学習、各種の出版セミナーにも格好のテキスト。

著者 下村昭夫
B5判・32頁  定価(税込) 525円

『改正 労働安全衛生法の詳解』

全面改正された労働安全衛生法の改正点の逐条解説。労働安全衛生の専門家から職場の労働安全衛生関係者まので必読書

レーバー・スタンダード研究所 編著
B5判・160ページ
定価(税込) 1,575円

東洋医学と瞑想ヨガの心を伝える
『いのちの伝言―東洋の知恵に学ぶ(二) 』

東洋医学を学ぶこと40年。82歳にして渾身の一冊を書き上げた壇上仁香のラストメッセージ。「いのちの尊厳」を尊ぶ、すべての人々の捧げる東洋の知恵と経験

著者 檀上 仁香
A5判・224頁  定価(税込) 2,100円

サイラス・ベント号の太平洋航海日記
『地球の体温を測る』

東海大学の卒業論文に「海底地殻熱流測定」を選んだ中陣隆夫氏の青春物語。本書は、そのルーツとなった、アメリカ海軍の観測船「サイラス・ベント号」に乗り込んだ「海洋観察」航海記!。

著者 中陣 隆夫
B6判・228頁  定価(税込) 1,890円

★2010年6月発行

本の未来を考える=出版メディアパルシリーズNo.18