出版デジタル化の本質を見極める―本の学校・出版産業シンポジウム2010記録集

<7月の新刊:7月10日配本:発売中>

●本の学校・出版産業シンポジウム2010記録集

   出版デジタル化の本質を見極める

本の学校 編

出版メディアパル・オンライン書店

 <本書のねらい>
 1995年から5年間にわたり、鳥取県大山町で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、その後ほぼ2年ごとに場所を変え、2006年からは、東京ブックフェア会場での「出版産業シンポジウムin東京」に引き継がれました。本書は、その「出版産業シンポジウム2010」の全記録である。


 <主な目次>
●第一部:シンポジウム2010「本の消費現場で何が起きているのか ?」
 文字の誕生、そして紙や印刷技術の発明は、人間の読む行為自体を変化させ、出 版物を提供する仕組みも変わってきた。今日のデジタル技術の進展は、読む行為 =出版産業にとっての消費現場をどのように変質させているのかを分析する。

●第二部:4つの分科会報告
 第1分科会:人文書ワークショップ。書店人に向けた人文書の最新動向
 第2分科会:デジタル時代、取次はどこに向かうのか? 若手取次人による鼎談
 第3分科会: 書店の中古書併売の実際を聞く。書店の新たなビジネスになるのか?
 第4分科会:出版デジタル化の流れを再整理する。黒船に脅えないための教養

A5判・200ページ  定価:本体価格2,400円+税
ISBN 978-4-902251-51-7