◎ 電子編集のススメ
フリーソフト「sed(セド)」の活用=らくらく編集術
「sed(セド)」の動かし方とスクリプトファイルのダウンロード
東京電機大学出版局 浦山 毅
出版メディアパル・オンライン書店
『電子編集入門―第2章 パソコンを利用した電子編集術(48ページ) 』より
スクリプトファイルとバッチファイルが完成したものとして,ここで実際にsedというソフトを動かしてみよう。 Windowsでは,ハードディスクがCドライブになっているので,Cドライブの下にsedフォルダをつくって,そこに必要なファイルを集めておく。必要なファイルとは,以下の4つである。 (1) sedの本体である“sed.exe” (2) スクリプトファイル“yougo.sed” (3) 著者から受け取った原稿ファイル“book.txt” (4) バッチファイル“toitsu.bat” sedを実行するには,「スタート」を右クリックして「エクスプローラ」で上の4つのファイルを表示させ,バッチファイルをダブルクリックすればよい。 ハードディスクが動作して,ものの数秒で原稿ファイルがsedで処理され,処理後のファイルが同じsedフォルダの中につくられる。これで,用字用語は統一される。
* * * さて、読者の皆さんの学習上の便宜を図るため、下記の3つの「ファイル」をこのページから、)ダウンロードできるようにしました。
(1)用字用語統一用スクリプトファイル“yougo6.sed” (本文65~74ページの図3.10)
(2) 「です・ます調」から「である調」への文体変換用スクリプトファイル“dearu2.sed” (本文74~75ページの図3.11)
(3) バッチファイル“toitsu.bat”(本文49ページの図2.8)
なお、「sed」ファイルについては、前ページの、)「sedの入手法」のページをごらんいただければ幸いである。
ただし、このファイルは、初心者の方の学習の手助けのために「無償」で提供するもので、これらの「ファイル」の利用にあたっては、皆さんの責任でご利用いただければ幸いである。これらの「ファイル」をご利用されたあとの「トラブル」については、筆者ならびに出版メディアパルは一切の責任を負い兼ねますことをあらかじめご承諾ください。
2008年3月 浦山 毅
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