大学生が考えたこれからの出版と図書館

● 出版メディアパル実務書:4月7日発売

大学生が考えたこれからの出版と図書館

-立命館大学文学部湯浅ゼミの1年-

湯浅俊彦編著

A5判・248ページ 定価:本体価格2,200円+税
 ISBN 978-4-902251-64-7

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本書は、立命館大学「湯浅ゼミ」から生み出された知見を社会に発信するものである。これからの出版と図書館を大学生たちはどのように見るのか。次世代を担う大学生たちが取り組んだ課題解決型リサーチの全貌を明らかにすることによって、出版や図書館の社会的役割の変化とその意義を問う。


 第1章 「電子図書館元年」と電子出版の課題
第2章 大学生が考えたこれからの出版と図書館
   公共図書館における児童サービスへのICT活用の可能性/視覚障がい者による絵本読み聞かせ支援のための電子絵本の有用性/図書館による「子ども」への教育支援とその効果/公共図書館による無形民俗文化の保存と提供/映像保存の観点からみたデジタルアーカイブと公共図書館の可能性/滋賀県の人口減少地域における図書館を使った地域活性化の可能性/京都市管轄施設が所蔵する資料の利用機会均等化のためのシステム構築/電子図書館における孤児著作物とアクセス格差/図書館における資料保存スペースの狭隘化に関する研究ノート/漢字学習におけるタブレット端末の有効性―外国人を対象にして/絶版のない世界―出版コンテンツの利用と保存の最適化を目指して/電子書籍の安価サービスが市場に与える影響/デジタル雑誌に関する研究ノート/電子ジャーナリズムの展望と課題
第3章 電子出版・電子図書館のフィールドワーク