■ 2010年9月発行

●出版メディアパルNo.20
電子出版学入門

―出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ―〈改訂2版〉

湯浅 俊彦著

出版メディアパル・オンライン書店  

  旭屋書店の外商部から、夙川学院短期大学の准教授へ。華麗なる転身を遂げた湯浅俊彦さんの活動は幅広い。日本出版学会理事、日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長と出版研究の最前線で活動する一方、国立国会図書館・納本制度審議会委員として今年6月のオンライン資料の制度的収集に関する答申にも参加されている。著書に『デジタル時代の出版メディア』『日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義』などがあり、見識の幅広さを物語っている。
 本書は、昨年5月に発行した「電子出版学入門」の改訂2版であり、出版現場で、日夜、情報のデジタル化や電子書籍の編集で苦労されている編集者の皆さんに、お読みいただければ幸いである。