ようこそJCJ出版部会へ

◎ 今月の出版メディアパル
記録的な暑さに負けずに、北京オリンピックとともにがんばった夏でした。
 出版メディアパル編集長 下村昭夫

■ 2008年8月の旅日記

8月2日(土)
 近所に住む甥っ子の仁ちゃんが所属する「和太鼓のグループ」が小学校の盆踊り大会に出場するので、夕涼みがてら散歩に出かける。腕前を上げたのか「なかなかの迫力」であった。この日「江戸川の花火」も遠くから眺める。

8月3日(日)
 昨日の江戸川の花火は遠くから眺めただけの参加、今日は、「中山競馬場」の花火を楽しみに自転車を走らせた。15分足らずで会場に到着。競馬は見たことがないが、年に一度の「競馬場」通いがこの花火大会になる。江戸川の花火と違い、会場が閉鎖的なので、向こう正面の花火の迫力はなかなかのもの。ところが@今年はちょっと「短かかった」。1時間足らずでフナーレを迎え物足りなさを感じた。帰り際、守衛のおじさんに尋ねた見たら、不景気で予算縮小とのこと……。

8月8日(金)
 今週は、あまり予定がなかったので、宿題になっていたホームページなどの整理が進んだ。まずは、ジャーナリスト会議出版部会の「出版ろばの耳」を更新する。原稿の集まりが悪く、月1回の更新がやっとである。なかなか新しい書き手が現れない。しかし、連載はなかなかのもの。ちょっと「迫力があり」迫ってくるものを感じる。一度、ご覧いただければ幸いである。
 この日、「出版技術講座運営委員会」の打ち上げ会。本郷三丁目まで久しぶりの遠出。秋講座や来年の課題を話し合った。

8月12日(火)
 大浜庄司先生の原稿を入手。定年後も大浜先生の「本」だけは、編集の手伝いをしている。

8月15日(金)
 先に公表された公取レポート「書籍・雑誌の流通・取引慣行の現状」について,関係者の方と気楽な懇談会を開く。立場の相違はあれ、出版業界を再生したいという「想い」は同じ。今回の公取レポートはそれなりによく「出版の現状」を捉えている。この処方箋、どのように実践的課題にするか。「ボールは我々の手元に投げられている」。その課題を解決するのは、私たち「出版人」自身である。  

8月16日(金木)〜13日(日)
 前川裕子さんの「編集者のためのデジタル編集術入門」再校が送られてくる。送られてくるというより、「ネット上にアップロード」された校正をダウンロードした。この方法だと、世界中何処にいても校正のやり取りができる。2日間、ゆっくり時間を掛けて校正を終える。
この本、前川裕子さんの長年の「夢」が実現したもの。永い間、講座をサポートしていただいた頃から夢である。「よ〜し」出版技術講座関係者にお願いして「刊行祝いの会」を計画しよう。

8月19日(火)
 関西出版技術講座のチラシ完成。6年ぶりの「関西出版技術講座」に9月20日出かける。東京の「出版技術講座」は今年で28回目を無事終えたばかり、関西は、数えてみたら通産16回目になった。土曜日、一日での集中講座となるが、さて、どんな出会いが待っているか。楽しみである。
「2008関西出版技術講座」参加案内
 なお、前日の19日には。日本出版学会・関西部会でも「近未来」を講演する。

8月20日(水)
 前川裕子さんの「編集者のためのデジタル編集術入門」印刷入稿。アトリエ渋谷さんで平河工業社の本庄さんに手渡す。  

8月22日(金)
 平河工業社から、カバーの色校正と本文お「pdf校正(白焼き校正」が出る。トラブル発生。コードの表示が「10件コード」になっている。本文にも、トラブル発生、「柱」の一部が間違っていた。暑い中、「気を入れて校正したのに……」。校正恐るべし(後世畏るべし)とは、このことか???
 この日、書店促進をお願いしている西川恵美子さんから、書店注文の集計をいただいた。書店さんからの「厳しいご意見」も添えてある。1行1行身につまされる。現日は厳しく、弱小出版社の本は、なかなかおいていただけない。しかも、地方・小出版流通センター経由の本は、原則「買い切り」である。委託が当たり前の取引管区の中、買い切り商品は、なかなか扱っていただけない。夢を共有することの難しさを感じる。

8月25日(月)
 前川裕子さんの「編集者のためのデジタル編集術入門」の刊行を祝う会の詳細が決まる。9月5日、千代田区神田神保町の中華料理店「桃園」で行うことになった。
 書籍代込みの超特価な「出版記念会」である。
 「前川裕子さんの出版記念会」参加案内
 平河工業社から再校出る。責了にする。あとは印刷・製本を待つばかり…。  7月から準備してきた日本出版学会「会報」の予定原稿がほど集まった。9月中旬に発行したい。

 8月29日(金)予定している出版ビジネススクール主催の高田信夫さんの好評セミナー「編集者のためのInDesign入門」は、5回目となる。今回も40名が参加の予定である。



  「出版メディアパルオンライン書店」



 出版メディアパルの本は、下記の「出版メディアパルオンライン書店」から、ご注文いただけます。
「出版メディアパルオンライン書店」


 


このページの著作権は出版メディアパルが保持しています。
Copyright (C) by Shimomura Teruo