出版メディアパルNo.70
『知の創生と編集者の冒険』
−植田康夫の最終講義「出版の過去・現在・未来」−


 ◇ 本書は、植田康夫先生が、長年、上智大学新聞学科で「出版論」を教えられてきた授業の一部を再現するものである。
近代出版社がどのように誕生し、発展してきたかに焦点を当て、日本の出版界を支えている「委託販売制度」と「再販制度(再販売価格維持制度)」の成り立ちや問題点を歴史的に解明することが命題である。
出版再生の道は、その「歴史的視点に立った分析の中から生まれるに違いない」と信じている。本書が出版を学ぶ、若い人たちに読まれ、その中から、時代を切り開く夢と冒険の道を歩む人が誕生することを願っている。

  <主な目次>
第 1 章 エディターシップによる「知」の創生
週刊読書人と私の 50 年/出版の原点とエディターシップ
第 2 章 「出版者」の誕生と冒険―近代出版が歩んだ道
「委託販売制度」の成立と役割を再考する/ 本はいつから「値引き」されなくなったのか/「 取次」が主導した日本の出版流通/ 出版取次の源流― “本の流れ” はどう作られたか/博文館の隆盛と戦前最大の取次「東京堂」/ “明治の出版王” 大橋佐平と息子・新太郎/ “出版王国” を揺さぶった「返品自由」の衝撃/「 王座」の変遷― 100 年史にみる興亡のドラマ/ 日本的出版の原点を追って―雑誌『雄弁』誕生物語/ “素人仕事の熱情” が生んだ成功―『雄弁』誕生物語/
  第3 章 日本出版学会と出版研究
在野的で自立的な学会をめざして/『出版の冒険者たち。』への讃歌



著者  植田康夫
9月新刊2017年9月5日発売
判型・頁数A5判・116ページ
本の概要出版メディアパル通信
No.65(pdf/320KB)
定価(税別)1,500 円
ISBN978-4-902251-34-0
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