<本書のねらい>
(1) 大学教育現場はどのように変化しているのか。本書は立命館大学文学部「湯浅ゼミ」が挑んだアクティブ・ラーニングの1 年間の記録である。
(2) 「電子出版と電子図書館―競合から共存へ」をテーマに「最前線を創り出す」課題に取り組んだゼミ生たちの挑戦レポートを紹介する。
<主な目次>
第1 章「電子出版・電子図書館の未来をデザインする―最前線を創り出すことの重要性」
第2 章「電子学術書の最前線」
第3 章「ゼミ生がとらえた電子出版ビジネスと図書館」
・電子書籍における『版』の考察
・電子書籍とペーパーライク
・特別支援教育におけるデジタル教科書
・タブレット型端末を用いた読書活動
・デジタル教科書が変える学校教育
・日本語学習におけるデジタル教材の有効性
・公共図書館の電子書籍を活用した多文化サービス
・デジタル時代の学校図書館
・電子コミックの収集
・電子図書館における「貴重書」
・電子書店とディスカバラビリティ
・リアル書店における電子書籍販売
・電子出版時代における雑誌
・電子書籍としての自費出版
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